【2022年6月】コーヒーミルのおすすめ人気ランキング4選【徹底比較】

コーヒーミル(コーヒーグラインダー)は、挽きたての豆でおいしいコーヒーを味わいたい人におすすめのアイテム。挽いている最中の豆の香りを楽しめるのも魅力です。しかし、電動や手動とタイプが大きく分かれ、カリタやハリオなど販売メーカーも豊富。さらに刃の種類もさまざまで、どのコーヒーミルを選べば良いか迷ってしまいますよね。


そこで今回は、Amazonの売れ筋上位商品と口コミで人気のコーヒーミルのおすすめの商品や人気の商品をランキング形式でご紹介します。

コーヒーミルを使うメリットは?

コーヒーミルを使うメリットは?

コーヒーミルを使う1番のメリットは、挽きたての豆でおいしいコーヒーを楽しめること。コーヒー豆は粉にした時点で酸化が進むため、挽いてから時間が経つほど酸味が強くなったり、香りが弱くなったりします。

そのため、挽いた状態で保管するよりも、淹れる直前にコーヒーミルで豆を挽いたほうが香りが強く、コーヒー本来のおいしさを楽しめますよ。

また、コーヒーの淹れ方に応じて豆の粒度(粒の粗さ)を変えられるのもメリット。コーヒーは、ペーパードリップには中挽き、エスプレッソには細挽きなど、淹れ方によって適したコーヒー豆の粒度が異なります。コーヒーミルがあればその日の気分で粒度を変えて、さまざまな淹れ方で楽しめますよ。

どの淹れ方にも共通していえることは、おいしいコーヒーを淹れるには、豆の粒度を均等にするのが重要だということ。ぜひ、均等な粒度に挽けるコーヒーミルを見つけて、おいしいコーヒーを味わってくださいね。

コーヒーミルの選び方

コーヒーミルを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。

① 目的に合わせて、手動式か電動式かを選ぼう

コーヒーミルのタイプは、大きく分けて2種類。どんな風にコーヒーを淹れたいかを考えて、自分に合ったスタイルに応じてタイプを選びましょう。

手動式:時間と手間をかけたいこだわり派に。音と香りも楽しめる

手動式:時間と手間をかけたいこだわり派に。音と香りも楽しめる

ゴリゴリと鳴る音色とコーヒーの香りを楽しめるのが、手動式のコーヒーミル。コーヒーを淹れる時間を、ゆっくりと楽しみたい人におすすめです。

アンティーク風の商品やスタイリッシュなステンレス製など、豊富なデザインのなかからお気に入りの一点を選べるのも手動式の大きな魅力。電源がいらないため、持ち運びに便利なコンパクトタイプなら、アウトドアでも挽きたてのコーヒーを楽しめますよ。

しかし、小さめのコーヒーミルは挽くのに力が必要で、思いどおりの挽き具合になるまで時間がかかることも。また電動に比べ、一度に挽ける量も限られることは覚えておきましょう。

電動式:手軽さ重視の人におすすめ。大量に挽きたいときにも便利

電動式:手軽さ重視の人におすすめ。大量に挽きたいときにも便利

毎日手軽に豆を挽きたい人には、短時間で一度にたくさん挽ける電動式がおすすめ。毎朝、家族分の豆を挽きたい場合や、一定量の豆を挽いて保存しておきたい人は重宝しますよ。

しかし、電動式は手動式に比べて、挽いている最中の音がうるさい傾向に。家族が寝ている時間に使いたい人や小さい子どもがいる家庭は、手動式も検討すると良いでしょう。

また、電源が必要なため、キャンプなどのアウトドアには不向き。商品によっては置き場所を確保するのに困る大きなサイズもあるので、あらかじめ保管場所との兼ね合いもチェックしておきましょう。

手動式:時間と手間をかけたいこだわり派に。音と香りも楽しめる

ゴリゴリと鳴る音色とコーヒーの香りを楽しめるのが、手動式のコーヒーミル。コーヒーを淹れる時間を、ゆっくりと楽しみたい人におすすめです。

アンティーク風の商品やスタイリッシュなステンレス製など、豊富なデザインのなかからお気に入りの一点を選べるのも手動式の大きな魅力。電源がいらないため、持ち運びに便利なコンパクトタイプなら、アウトドアでも挽きたてのコーヒーを楽しめますよ。

しかし、小さめのコーヒーミルは挽くのに力が必要で、思いどおりの挽き具合になるまで時間がかかることも。また電動に比べ、一度に挽ける量も限られることは覚えておきましょう。

手動式のコーヒーミルは、挽いている間の雰囲気を楽しめるのが最大の醍醐味です。しかし、ミルの形状によっては回しにくく手が疲れてしまうものも。1〜2杯分のコーヒー豆を、ゆっくりと挽きたいという人におすすめです。

電動式:手軽さ重視の人におすすめ。大量に挽きたいときにも便利

電動式:手軽さ重視の人におすすめ。大量に挽きたいときにも便利

毎日手軽に豆を挽きたい人には、短時間で一度にたくさん挽ける電動式がおすすめ。毎朝、家族分の豆を挽きたい場合や、一定量の豆を挽いて保存しておきたい人は重宝しますよ。

しかし、電動式は手動式に比べて、挽いている最中の音がうるさい傾向に。家族が寝ている時間に使いたい人や小さい子どもがいる家庭は、手動式も検討すると良いでしょう。

また、電源が必要なため、キャンプなどのアウトドアには不向き。商品によっては置き場所を確保するのに困る大きなサイズもあるので、あらかじめ保管場所との兼ね合いもチェックしておきましょう。

電動式ミルのよいところは、とにかく楽に豆が挽けること。一気にたくさん挽きたい人はこちらを選びましょう。電動式は刃のバリエーションも手動式に比べて豊富なので、あわせてチェックしてみてくださいね。

② おいしさ?手軽さ?重視するポイントに応じて刃の形を選ぼう

おいしさ?手軽さ?重視するポイントに応じて刃の形を選ぼう

コーヒーミルの刃の種類は、大きく分けて2種類あります。刃によってコーヒーのおいしさや使い勝手が大きく変わるので、それぞれの違いを確認しましょう。

手入れのしやすさを重視する人にはプロペラ式がおすすめ。刃とホッパー(挽いた豆が溜まる容器)を丸ごと水洗いできるものもあり、毎日使う際も手入れしやすいでしょう。また、高速回転するプロペラ式の刃でスピーディーに挽けるので、朝の忙しい時間に使うときに便利です。

一方で、コーヒーのおいしさを重視する人には、臼式の刃がおすすめです。同じ臼式でもコニカルカッターとフラットカッターの2種類に分けられ、どちらも均等な粒度に挽きやすいのが特徴。

また、目盛りを調節するだけで簡単に粒度を変えられるのもメリットです。自宅でエスプレッソやフレンチプレスなど、さまざまな淹れ方を楽しみたい人にもぴったりですよ。なお、手動式コーヒーミルのほとんどは、コニカルカッターが採用されています。

③ いろいろな淹れ方を楽しみたいなら、粒度の調節が簡単なものを

いろいろな淹れ方を楽しみたいなら、粒度の調節が簡単なものを

ハンドドリップやエスプレッソなど、さまざまな淹れ方に応じて豆の粒度を挽き分けたい人は、粒度の調節が簡単なものを選びましょう

手動式と電動式ともに、目盛りを合わせるだけのものなら簡単に調節可能。取扱説明書や本体に目安が記載されていることが多いので、初心者でも失敗することなくそれぞれの淹れ方に適した粒度に挽けます

一方、目盛りのついていないネジを回すタイプの手動式や、操作時間を調節する電動式は、初心者には不向き。自分で粒の様子を見ながら、ネジの位置や操作時間を調節する必要があるので、粒度を見分けるのに慣れていない人にとっては難しく感じるでしょう。

④ 手入れがしやすくなる!刃の素材や付属品の有無もチェック

コーヒーミルは挽いた豆によって本体全体が汚れやすいアイテムですが、粉をそのまま放置しておくと雑味の原因に。それを防ぐためにも、定期的な手入れが必要です。しかし、ものによっては隙間が狭くて掃除が行き届かないことも。頻繁に使う人や、雑味のないおいしいコーヒーを飲みたい人は、手入れがしやすくなる特徴を押さえておきましょう。

セラミック製の刃なら、水洗い可能で手入れしやすい

セラミック製の刃なら、水洗い可能で手入れしやすい

手入れのしやすさでいえば、セラミック製の刃を選ぶのがベター。セラミック製の多くはミルを取り外して水洗いできるので、刃についた微粉などをきれいに取り除けますよ。

パーツが細かく分解できれば、隙間に入った粉も漏れなく掃除できる

パーツが細かく分解できれば、隙間に入った粉も漏れなく掃除できる

コーヒーミルは、刃に最も粉が溜まりやすいので、刃が本体から取り外せるかどうかは必ず確認しましょう。ものによっては、2枚のうち1枚の刃しか取り外せないこともあるので注意が必要です。

さらに、取り外した刃や豆を入れるホッパー・粉受け容器が水洗い可能かどうかもあわせてチェック。細かい粉も漏らさず洗い流せます。

なお、水洗い不可能な場合は掃除用のブラシがついているものを選ぶのがおすすめ。水洗いできるものよりは掃除に時間がかかりますが、奥までブラシを通せば隙間に入ってしまった汚れも落としやすいでしょう。

手動式コーヒーミルのおすすめ人気ランキングBEST2

手動式コーヒーミルのおすすめ人気ランキングBEST2を発表します。

おすすめ1位 下村企販 珈琲考具 コーヒーミル コーヒーグラインダー(3,850円)

粒度の均等性と挽きやすさ、両方を実現!初心者にもおすすめ

特徴
「珈琲考具 コーヒーミル」は、使いやすいと話題の家事問屋シリーズを展開する下村企販の商品。刃はセラミック製で、透明な本体が特徴的です。

中挽きにした豆を振るいにかけると、微粉や中挽き以上の粗さになってしまった粒はかなり少なめ。全体の約90%がしっかりと中挽きになり、均等な粒度でした。

淹れたコーヒーは、ややフラットな味わい。酸味は若干弱く、キャラメルやナッツ、スイートポテトを連想させるような甘みを感じるコーヒーを楽しめました。

ハンドルは非常に軽い力で回せて、挽き終わるまで終始スムーズだったのが印象的。本体真ん中にはゴム製のバンドがついており、滑りづらい点も高評価につながりました。また、ホッパーや粉受けが透明なので、豆の残量を確認しながら挽けて達成感を得られるでしょう。

すべてのパーツが分解できるので手入れしやすいのもうれしいポイント。粒が揃った豆を挽けておいしいコーヒーを楽しめるうえ、挽きやすさ・手入れのしやすさも兼ね備えたこの商品は、コーヒーミル初心者にもおすすめですよ。

<コーヒー豆10gを挽いた際の量>
中挽きの粒:8.77g
微粉の量:0.18g

おすすめ2位 TIMEMOREタイムモア 栗子C2 コーヒーミル アルミ調節ツマミ(7,980)

粒度の均等性に優れておいしいコーヒーに。上級者にもおすすめ

特徴
TIMEMOREが販売する「TIMEMOREタイムモア 栗子C2 コーヒーミル アルミ調節ツマミ」は、メタリックな見た目が特徴的な商品。ボディはアルミニウム製で、刃はステンレス製です。

この商品でひと際印象的だったのが、挽きやすさ。本体はずっしりとした重みが感じられますが、その分安定感がありました。本体の表面はザラザラとしていて、しばらく挽いていても滑りにくい点が評価を上げるポイントに。

ステンレス製の刃でコーヒー豆をしっかり挽くため、10gのコーヒー豆からは約9.3gが中挽きとして抽出できました。微粉の量も0.2gとかなり少ない結果に。微粉の発生を抑えられるうえ、粒度の均等性にも優れていました。

また、淹れたコーヒーは口当たりがすっきりとしていてフルーティ。爽やかな酸味を感じられました。

挽き目の調節ネジは36段階で調節可能なので、自分好みの粗さに近づけやすいのも魅力のひとつ。そのうえ、均等な粒度に挽けておいしいコーヒーを楽しめるので、コーヒー上級者にもおすすめの商品といえます。

<コーヒー豆10gを挽いた際の量>
中挽きの粒:9.34g
微粉の量:0.2g

電動式コーヒーミルのおすすめ人気ランキングBEST2

電動式コーヒーミルのおすすめ人気ランキングBEST2を発表します。

おすすめ1位 HadinEEon電動コーヒーミル(5,103円)

均等な粒度で、おいしいコーヒーに。スピードの速さも優秀

特徴
HadinEEonの「電動コーヒーミル」は4枚刃のプロペラ式。刃の回転速度を高速と低速のどちらかで選べるうえ、フラッシュモード(押している最中だけ刃が回転)での稼働も可能です。
10gの豆を挽いたところ、約93%はしっかりと中挽きの粒に挽けました。微粉は約0.5gと少し多めでしたが、淹れたコーヒーは味わい深い仕上がりに。ナッツやキャラメルのような香りで、フルーティな酸味を感じられました。後味には甘さの余韻が残り、豊かな味わいを楽しめます。

30gの豆は15秒で中挽きになり、スピードも問題なし。素早く豆を挽きたい人でも満足できるでしょう。

刃がついているホッパーは本体から取り外して洗浄できるため、洗う際にはコンセントが濡れる心配もありません。刃はホッパーから取り外せませんが、水で洗えることでホッパー内の粉も漏れなく洗い流せるでしょう。またブラシが付属しているので、粉を別容器に移す際には粉を集めやすいというメリットも。

プロペラ式ではあるものの、4枚刃のおかげで均等な粒度に挽けたこの商品は、コーヒー上級者のみならず、初心者にもおすすめです。おいしいコーヒーを淹れられるうえ、手入れもしやすいので、毎日のコーヒータイムがより充実するでしょう。

<コーヒー豆を挽いた際の実測値>
中挽きの粒(10g中):9.24g
微粉の量(10g中):0.45g
30gを挽くのにかかった時間:15秒
稼働音:78.5dB

おすすめ2位 オクソータイマー式コーヒーグラインダー(16,800円)

挽き目調節が楽にできた。さまざまな淹れ方で楽しみたい人に

特徴
OXO(オクソー)の「タイマー式コーヒーグラインダー」はコニカルカッターを採用した商品。ホッパーには340gの豆をセットできる大容量タイプです。

この商品でひと際印象的だったのが、使いやすさです。ホッパーをクルクルと回すことで簡単に挽き目調節ができるうえ、挽き目の目盛りは43段階と細かく設定可能。ペーパードリップやエスプレッソなどの淹れ方に応じて、自分好みの粒度に調節しやすいのが魅力的です。

また、挽き終わった粉は容器に付着しづらく、移しやすかったのも高評価。ホッパーと粉受け容器は水洗い可能なので、毎日使う人でも汚れをあまり気にせず使用できるでしょう。

挽いた10gの豆は約9gがしっかりと中挽きの粒度に。微粉も0.35gとそこそこ少ない量に収まりました。淹れたコーヒーは香ばしい甘みを感じたあと、ビターな後味が残ります。雑味が少々ありましたが、味に大きな問題はなし。

大量の豆を挽くのに便利なうえ、手入れもしやすいこの商品は、毎日たくさんコーヒーを飲む人や大人数で使用したい人におすすめです。

<コーヒー豆を挽いた際の実測値>
中挽きの粒(10g中):9.09g
微粉の量(10g中):0.35g
30gを挽くのにかかった時間:30秒
稼働音:77.5dB

まとめ

以上本記事では2022年おすすめのコーヒーミルを厳選してご紹介しました。