【2025年6月10日最新版】集音器の選び方とおすすめ3選

高齢化が進む現代、日常会話が聞き取りづらいと感じる方が増えています。

そんな方々の生活をサポートするのが「集音器」です。

本記事では、補聴器との違いや集音器の種類、選び方のポイント、そしておすすめの集音器3選をわかりやすく解説します。

集音器とは?

集音器とは、周囲の音をマイクで拾い、内蔵スピーカーを通して増幅して聞かせる簡易的な聴覚サポート機器です。医療機器ではないため、購入に際して医師の診断や処方箋は必要なく、家電量販店やネット通販でも手軽に購入できます

主に次のような特徴があります:

  • 会話、テレビの音、環境音などを増幅
  • 操作が比較的簡単
  • 電池式または充電式
  • 補聴器よりもリーズナブルな価格帯(5,000円〜30,000円程度)

補聴器との違い

項目集音器補聴器
医療機器区分非医療機器管理医療機器(クラスII)
対象軽度〜中等度の聴力低下中等度〜重度の難聴者
購入方法自由購入(通販・量販店)医師の診断や専門店でのフィッティングが必要
価格帯数千円〜3万円程度数万円〜数十万円
音質・調整機能簡易的

集音器の種類

1. イヤホン型

音楽用イヤホンのように耳に装着するタイプ。コンパクトで目立ちにくく、外出先でも使いやすいのが特長。

2. ポケット型

マイクと操作部が一体になっており、本体をポケットや首から下げて使用。耳にはイヤホンを装着する。

3. イヤーフック型(耳かけ型)

補聴器のように耳にかけて使用するタイプ。フィット感が良く、落ちにくい。

4. 置き型(テレビ用など)

テレビや会議用など、特定の場所に置いて使うタイプ。家庭内での使用に適している。


集音器の選び方

1. 使用シーンに合ったタイプを選ぶ

  • 外出時や通話が多い → イヤホン型・イヤーフック型
  • 室内やテレビ視聴時 → ポケット型・置き型

2. 音質と音量調整機能

人によって聞こえ方は異なります。音質のクリアさ、ハウリング防止機能、ノイズキャンセリングの有無もチェックしましょう。

3. 電源方式

  • 電池式:すぐに交換できるがコストがかかる
  • 充電式:経済的だが、充電の手間がある

4. 重さとフィット感

長時間使用する場合、軽量で耳に負担が少ないものを選ぶのがポイントです。

5. 保証・サポート体制

初期不良や相性の問題に備え、返品保証や国内サポートがあるかどうかも確認を。

おすすめ集音器3選

1. 【SONIC AUDIO 製】ワイヤレス集音器(イヤホン型)

  • 特長:Bluetooth対応、目立たないデザイン、ノイズリダクション搭載
  • 価格:14,800円(税込)
  • こんな人におすすめ:カフェや電車内など、外出先でもクリアな音を聞きたい方

2. 【パナソニック製】ポケット型集音器 WH-GY10

  • 特長:高感度マイク、テレビ音声もクリアに聞こえる
  • 価格:19,800円(税込)
  • こんな人におすすめ:テレビをよく見る方や室内中心に使いたい方

3. 【ミミラボ】耳かけ型コンパクト集音器 ML-H01

  • 特長:軽量設計、左右どちらでも使える、ハウリング抑制機能
  • 価格:9,980円(税込)
  • こんな人におすすめ:入門用として気軽に使いたい方

まとめ

集音器は、聞こえのサポートを手軽に始めたい方にとって非常に便利なアイテムです。補聴器とは異なり、誰でも自由に購入・使用できるため、まずは集音器から試してみるのも良い選択肢でしょう。

使う人の生活スタイルや使用環境に合わせて、自分にぴったりの集音器を見つけてみてください。