【2022年】HDMIケーブルのおすすめ人気ランキング3選【徹底比較して分かったNo.1】

AV機器の接続には欠かせないHDMIケーブル。ホーリックやエレコム、ソニーなどのメーカーからさまざまな商品が販売されています。また、ハイスピードや4K対応など規格によって性能に違いがあるうえ、長さや価格のバリエーションも豊富。どれを選べばよいか悩んでしまいませんか?
今回はAmazonで売れ筋上位のHDMIケーブル18商品を比較して、最もおすすめのHDMIケーブルを決定します。

HDMIケーブルとは?

HDMIケーブルとは?

HDMIケーブルとは映像・音声・操作信号を1本で伝送できるケーブルのこと。従来は映像、音声、操作信号を別々のケーブルで送っていましたが、HDMIケーブルであれば配線をスマートに行うことが可能です。

また、データを圧縮せずに伝送できるので、劣化していない質の高い映像や音声を楽しむことができます。

伝達速度や解像度が規格ごとに定められているため、区分が同じ商品であれば、解像度や伝達速度は一定の品質が保証されています。

HDMIケーブルの選び方

HDMIケーブルを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。

① HDMIの区分は4つ。楽しみたいコンテンツに合わせて選ぼう

HDMIケーブルを選ぶ際は、4つの区分を確認することが大切です。

ケーブルの区分は、ケーブルを通る情報の量を示す「帯域幅」と、1秒間に何回画面を書き換えられるかを示す「フレームレート」によって分けられます。「帯域幅」はGbps、「フレームレート」はpという単位で表されます。

なお、接続する機器よりHDMIケーブルの区分が新しい場合でも、問題なく接続することができます。逆に、接続する機器よりHDMIケーブルの区分が古いと、ノイズが発生したり映像が映らなかったりするので注意しましょう。

以下、古いタイプから順番に紹介します。

スタンダード:フルHDに対応。転送量には物足りなさも

スタンダード:フルHDに対応。転送量には物足りなさも

スタンダードタイプは、帯域幅4.95Gbpsフレームレート60pに対応した区分。フルHDテレビとレコーダー、PlayStation4などに対応しています。

一方で、スタンダードタイプは最大解像度が1,920×1,200と低めなので、データ転送量が多い4Kなどのコンテンツは再生できません。

現在、スタンダードはほとんど市場に出回っていないため、ハイスピード以上の規格の商品から選ぶとよいでしょう。

ハイスピード:4Kのほか、3D映像も楽しめる

ハイスピード:4Kのほか、3D映像も楽しめる

ハイスピードは帯域幅10.2Gbpsフレームレート24p・30p・75pに対応した区分です。3D映像4Kコンテンツを楽しむことができ、家庭向けの4Kビデオカメラ・デジタルカメラなどに多く用いられています。

3D映像を楽しみたい人や、4Kの映像をよく視聴する人ならハイスピードを選ぶとよいでしょう。

プレミアムハイスピード:汎用性が高く4Kを楽しむのにベスト

プレミアムハイスピード:汎用性が高く4Kを楽しむのにベスト

プレミアムハイスピードは帯域幅18Gbpsフレームレート60pに対応している区分です。逆光や暗所での画像をより明るく映し出せるHDRも搭載されており、コンテンツをより鮮明な映像で楽しむことができます。

ハイスピードとは違い、8Kに対応しているのもメリットです。

ウルトラハイスピード:最新規格で画質にこだわる人におすすめ

ウルトラハイスピード:最新規格で画質にこだわる人におすすめ

ウルトラハイスピードは帯域幅48Gbpsフレームレート120pまで対応した区分です。PlayStation5やXbox Series X/Sなど、最新ゲーム機の発売に合わせて登場しました。

プレミアムハイスピードの2倍以上の転送速度で4K120pや8K、10Kの解像度に対応しています。

また、高品質な音声を届けられるeARCや自動で低遅延・高画質モードを切り替えるALLM、画面のカクつきをおさえるVRRなどが搭載されているものも。とにかく品質にこだわりたいという人はウルトラハイスピードを選ぶのがおすすめです。

② 使用場所や配線方法に合わせて断線しにくいケーブルを選ぼう

HDMIケーブルの故障の原因は、抜き差しの際の摩耗ではなく折り曲げによる断線がほとんどです。使用環境に合わせて選ぶことで、ケーブルにかかる負荷を軽減して、断線のリスクを防げるでしょう。

狭い空間での配線はスリムタイプ・フラットタイプが適役

狭い空間での配線はスリムタイプ・フラットタイプが適役

狭い空間での配線には、スリムタイプやフラットタイプがおすすめです。

ベーシックよりも細いスリムタイプは狭い隙間で取り回しやすく、薄型のフラットタイプは壁や床に沿わせたとき、かさばらず目立ちにくいというメリットがあります。

一方で、検証では耐久性にやや不安が残る商品もありました。頻繁に抜き差ししたり、別の機器に配線したりといった使い方よりも、あまり動かさない使い方やカーペットの下への配線に向いています。

持ち運ぶことを考えるなら巻き取りタイプが便利

持ち運ぶことを考えるなら巻き取りタイプが便利

出典:sanwa.co.jp

HDMIケーブルを手軽に持ち運びたい、移動先で使うことが多いという人には巻取りタイプがおすすめです。

使用シーンに合わせて長さを調節でき、メジャーのように巻き取ってコンパクトにまとめられるのが魅力。

ケーブルを巻き取る部分が配線の邪魔になることもありますが、コンパクトに持ち運びたい人にはピッタリだといえるでしょう。

デスク周りをすっきりさせたいときに便利な形状固定タイプ

デスク周りをすっきりさせたいときに便利な形状固定タイプ

ケーブルにクセをつけて好きな形に固定できる形状固定タイプは、デスク周りをすっきりさせたい人におすすめです。壁・床・機材などに沿わせて、ケーブルを隠すように配線することができます。

比較的固めのケーブルが多いですが、クセがつきやすい分コンパクトにまとめることも可能です。

負荷がかかりやすい場所への配線にはソフトタイプ

負荷がかかりやすい場所への配線にはソフトタイプ

ソフトタイプはケーブルが柔らかいので、テレビやレコーダーの裏側などケーブルがゴチャゴチャしやすいところでも取りまとめてコンパクトに配線しやすいのがメリット。

折り曲げてもクセが残りにくく、ほかのタイプよりケーブルがへたりにくいのも特徴の1つといえるでしょう。

③ 長さは接続距離+30cm程度を目安に選ぼう

長さは接続距離+30cm程度を目安に選ぼう

HDMIケーブルの長さは1m未満のものから10m、長いものでは100m以上のものまであります。ケーブルを選ぶ際には接続距離に加えて30cm程度の余裕をもたせるとよいでしょう。

パソコンと液晶ディスプレイを接続する場合は、2~3mあれば十分ですが、接続距離とほぼ同じ長さのケーブルを選ぶと、配線に無理が生じて外れてしまう可能性があるので注意が必要です。

④ 端子の種類は主に3つ。接続する機器に合わせて選ぼう

HDMIケーブルの主な端子にはタイプA・タイプC・タイプDの3つがあります。機器によって対応している端子は異なるので、購入前によく確認をしておきましょう。

タイプA:最も一般的な形状。パソコン・レコーダーなどに使用

タイプA:最も一般的な形状。パソコン・レコーダーなどに使用

タイプAはHDMIとも呼ばれ、数多くの機器で使われています。両端がHDMIの端子なのが特徴で、最も一般的なタイプといえます。

テレビやPC、レコーダーをつなげてコンテンツを楽しみたい人はタイプAを選びましょう。

タイプC:PCやカメラに使用。小型機器の接続時に

タイプC:PCやカメラに使用。小型機器の接続時に

タイプCはミニHDMIとも呼ばれ、タイプAよりも小さいサイズの端子です。一般的にビデオカメラやデジタルカメラなどで使用されています。

写真や動画を鑑賞することはもちろん、形状が合えばゲームをテレビ画面に映して楽しむことも可能です。

タイプD:モバイル端末に使用。コンテンツを大画面で楽しめる

タイプD:モバイル端末に使用。コンテンツを大画面で楽しめる

タイプDはマイクロHDMIとも呼ばれており、タイプCよりもさらに小さい形状なのが特徴です。

主にスマホやタブレットなど小型の機器で使用されており、映画やドラマなどを大画面で視聴することができます。

⑤ イーサネット対応ならインターネット接続が簡単に

イーサネット対応ならインターネット接続が簡単に

イーサネットとは、別々の機器同士でネットワークの送受信ができる通信規格のこと。現在はほとんどのHDMIケーブルに対応しています。

従来のHDMIケーブルは、映像と音声のやり取りしかできず、ネットワークの送受信を行う場合には、すべての機器にLANケーブルをつなぐ必要がありました。

しかし、いずれかの機器とルーターをLANケーブルでつなげれば、ほかの機器へはイーサネット対応のHDMIケーブルがネットワークを送受信してくれるので、配線が減らせて便利です。

【2022年】HDMIケーブルのおすすめ人気ランキング3選【徹底比較して分かったNo.1】

最後にこれまで購入してきた中で自信を持っておすすめできるHDMIケーブルを3つご紹介します!

おすすめ第1位: PREMIUM HDMIケーブルDH-HDP14EY15BK ¥1,600(税込) おすすめ度★★★★★ 

スリムで柔らかいケーブルが特徴。配線の多い場所におすすめです。耐久性も兼ね備えた2022年のベストバイ◎ 

コンピュータ周辺機器の製造・販売をしているエレコムから販売されている「PREMIUM HDMIケーブル」。規格はプレミアムハイスピードタイプで太さは4.5mmのスリムタイプ。また長さは1.0m、1.5m、2.0mと使用環境に合わせて選ぶことも可能です。
耐久性と配線のしやすさを備えた、さまざまなシーンで活躍するベストバイアイテムといえるでしょう。

購入者のレビュー

PS4PRO用に ★★★★★

買いました。

しっかり4k画質でプレイできました!

HDRも機能しました。

使い始めたばかりなので耐久性はわかりません。

扱いやすい満足いく商品です。

Amazonより

安定してます。 ★★★★

amazonベーシックのものと比べると安定度がよくわかります。

線も細いし使いやすいです。

Amazonより

おすすめ第2位: パナソニック HDMIケーブル RP-CHKX15-K 5,491円(税込) おすすめ度★★★★

ケーブルの硬さが耐久性の高評価に。床の配線にぴったりです。
パナソニックから販売されている「HDMIケーブル」は長さ1.5mのプレミアムハイスピードタイプ。床や壁に配線しやすいフラットな形状で、横幅は19.2mm、厚みは5mmです。
ケーブルは硬く頑丈で、折り曲げや摩耗の検証では映像に変化がなく、へたりもまったく見られませんでした。

コネクタががっしりしているため抜き差ししやすく、ケーブルも平たく丈夫なのでカーペットの下や家具の裏側などを通すのに向いています。

購入者のレビュー

安定感あり!★★★★★

角度を傾けた時にスマホの重みで倒れてしまわないか心配していたけど、とっても安定していて良い!

amazonより

価格の割にしっかりしている★★★★★

Redmi Note 10 JE XIG02にジャストフィット。

標準的なサイズのスマートフォンであれば全く問題なく使えると思います。

ちなみに私はスマホ裸族です。ケース付けていません。

厚みのある手帳タイプのケース付き、あるいは、厚みと重量のある耐衝撃スマートフォン等だと、

ジャストフィットとはいかないかもしれません。

価格が千円台の割に各ヒンジの精度が良いと思います。

変形してコンパクトに収まるのも良いですね。出張などで持ち運ぶ際にも便利です。

amazonより

おすすめ第3位: エレコム HDMI ケーブル 1.5m プレミアム 4K 2K (60P) UltraHD 3DフルHD 3,436円(税込) おすすめ度★★★★

ナイロンで覆われたケーブルが特徴。耐久性は不安が残る結果に。
大手コンピュータ周辺機器メーカーであるエレコムから販売されている「Premium HDMIケーブル」は、6.5mmと比較的太めのスタンダードタイプ。ナイロンメッシュの素材に覆われたケーブルが特徴です。

今回の折り曲げの検証では断線してしまいましたが、摩耗の検証で変化は見られず、映像や音声にも違和感はありませんでした。

クセが比較的つきやすいためきれいにまとめることができますが、コネクタの取り外しにくさとケーブルの曲げにくさから、配線のしやすさでは評価が伸び悩みました。

購入者のレビュー

安心感。★★★★★

使用するPCにはオーバースペックですが、安心感で選びました。やや硬いですが、質感も良く今のところ全く問題なく使用してます。

amazonより

おわりに

以上今回は10個以上HDMIケーブルを購入してきた経験からおすすめ商品を3つ紹介してみました!少しでも参考になれば幸いです。 最後まで読んでくださりありがとうございました!